「夜によくいびきをかいている」「姿勢が悪く見える」「食べるのが遅くて心配」
そんなお子さんの様子に、ふと不安を感じたことはありませんか?
こうしたサインのいくつかは、“口腔機能発達不全症”と呼ばれる、お口まわりの成長に関係する状態と関わっている可能性があります。
この記事では、お子さんのいびきや姿勢、小食、口呼吸の気になるサインと、セルフチェックの方法、そしてお口と姿勢を一緒に整えるための対処法を紹介します。
目次
■子どものいびき・小食・指しゃぶり…実は“お口の発達サイン”
口腔機能発達不全症の症状をみていきましょう。
◎「食べる」「話す」など基本の機能がうまく育たない状態です
口腔機能発達不全症とは、食べる・話す・呼吸するといったお口の働きがうまく育っていない状態を指します。
小児期はまだ発達の途中であるため、間違ったクセが身についたままだと、噛む・飲み込む・話すといった機能がスムーズに育たなくなることがあります。
◎代表的なサインは「口呼吸」「小食」「姿勢のくずれ」
口腔機能発達不全症の症状はさまざまですが、次のような様子が見られることが多いです。
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いつも口がポカンと開いている
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食べこぼしが多く、食事がスムーズでない
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固いものを避ける、よく噛まない
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いびきや口呼吸が続いている
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指しゃぶりや猫背が気になる
これらはすべて、お口まわりの筋力の未発達や、舌・顎・唇の使い方に関係している可能性があります。
■それって口腔機能発達不全症かも?セルフチェック5項目
1.いつも口が開いている/唇を閉じづらそうにしている
無意識の口呼吸や口唇の筋力不足が背景にあるかもしれません。唇を自然に閉じられず、口腔内が乾燥しやすい状態は、むし歯や歯肉炎のリスクも高まります。
2.食べ方が極端に早い・遅い/左右どちらかだけで噛む
咀嚼のリズムや回数に偏りがある場合、噛む力や口まわりの筋力にアンバランスが生じている可能性があります。偏った噛み方が続くと、歯並びや姿勢の乱れにつながる場合もあります。
3.いびき・口呼吸・発音の不明瞭さ
複数のサインが重なる場合、口腔機能発達不全症の可能性が高まります。
口呼吸、睡眠中のいびき、発音のもつれなどが見られるときは、専門的なチェックが安心です。
4.食べる量や回数にムラがある/偏食がひどい
「食べムラ」はお口の機能だけでなく、感覚の過敏さや咀嚼への不快感が関係していることもあります。成長に必要な栄養面にも影響が出やすいポイントです。
5.姿勢が悪く、座っていられない・顎が引けている
猫背や前のめり姿勢があると、舌の位置が下がり、嚥下(飲み込み)や呼吸にも影響を与えます。姿勢と口腔機能は密接に関係しています。
■お口と姿勢を一緒に整えると成長がスムーズ・対処法
◎鼻呼吸を促すことで、舌の位置・睡眠・歯並びまでいい影響が
鼻で呼吸できるようになると、舌の正しい位置が保たれやすくなり、お口まわりの筋肉のバランスも整ってきます。
いびきの軽減や、睡眠の質の向上にもつながるため、日常から鼻呼吸を意識する習慣づけが大切です。
◎口唇や舌のトレーニングで「噛む・飲む・話す」を育てる
口唇閉鎖力(唇を閉じる力)や舌圧(舌を押し当てる力)を鍛えることで、「食べる」「話す」「飲み込む」の基本動作が改善されることがあります。
たとえば、口を閉じる練習や、舌で上顎を押す動きなど、お子さんに合わせたトレーニングでサポートが可能です。
◎小児矯正は専門家に相談を
「口が開きっぱなし」「いびきが気になる」「猫背ぎみ」
こうした日常のちょっとしたサインも、実はお口の発達と深く関係しています。
口呼吸や舌の位置のクセ、姿勢の乱れは、歯並びや噛む力の土台に影響することがあります。
そのため、歯だけでなく“呼吸・姿勢・筋肉の使い方”までトータルに見てくれる小児矯正で改善が期待できます。
特に5〜10歳の成長期は、骨格がやわらかく、習慣の修正がしやすい時期。
この時期にトレーニングやマウスピース矯正を取り入れることで、将来的に本格的な矯正や抜歯を避けられる可能性もあります。
あらやクレール歯科クリニックでは、「お口」と「姿勢」を同時に整える独自のプログラムを用意しています。
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マイオブレース:就寝時+日中1時間の取り外し式装置でお口の筋肉をサポート
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SHISEI BOX:写真や動画を使った姿勢分析とゲーム感覚のトレーニング教材
軸育士®・口育士が3ヵ月ごとにデータを解析し、親子で続けやすいようにしっかり伴走します。
■気になるサインがあれば、まずはカウンセリングから
「いびきをかいている気がする」「食事のペースが気になる」「姿勢の崩れが気になる」
こうした小さな変化は、お口や姿勢の発達と関係している場合があります。
口腔機能発達不全症の治療は、早めの対処がとても大切です。
適切なサポートを行うことで、将来的な歯並びや全身の発育に良い影響が期待できます。
あらやクレール歯科クリニックでは、お子さんの成長段階に応じたトレーニングや小児矯正プランを提案しております。
「少し気になるかも…」と感じられた場合は、どうぞお気軽にカウンセリングへお越しください。