予防処置について
予防に対する日々の意識づけと
早期発見・治療が大切です
歯周病などの歯科疾患は悪化すると全身に悪影響を与える可能性があり、がんや心筋梗塞などの原因にも関連することがあるといわれています。歯科の予防処置を意識することは、予防や早期発見・治療ができるため重要です。歯みがきなど毎日のセルフケアに加えて、定期的に健診を受ける習慣をつけ、口腔内や全身の健康を維持しましょう。
こんな場合はご相談ください
- むし歯を予防したい
- 歯石がついている
- 歯周病が気になる
- 定期的に健診を受けたい
- 口臭がする
- 歯の着色汚れが気になる
- 歯みがき指導を受けたい
当院の予防処置
プロフェッショナルケア
歯科医師や歯科衛生士といった国家資格を持つプロが、むし歯や歯周病を予防するために行うケアです。定期的に処置を受けることで、高い予防効果を発揮します。
スケーリング
歯の表面の歯垢や歯石、バイオフィルムを除去します。専用の器具を使用して除去するため、歯の表面がツルツルになります。
PMTC
プロが専用の器具を用いて、歯垢や歯石を徹底的に除去します。併せてフッ素の塗布もするため、歯科疾患の予防に効果的です。
ブラッシング指導
患者さんの口腔内は一人ひとり異なります。適したブラッシング方法もその分ありますので、丁寧にお伝えいたします。
セルフケア
歯科医院で受けられるプロフェッショナルケアに加えて、ご自宅で行うセルフケアも予防のためには重要です。毎日の歯みがきや食習慣の見直しを通じて、健康な口腔内を維持しましょう。
歯みがき
ブラッシング指導で学んだ正しい方法で、毎日しっかりみがきましょう。毎日の積み重ねが、歯科疾患の予防に大きな効果を生みます。
補助清掃用具
歯間ブラシやデンタルフロスといった、歯みがき補助アイテムも使いましょう。ブラッシングでは届きにくい箇所の汚れも除去できます。
食習慣の見直し
歯みがきに加えて、食生活の見直しも疾患の予防に効果的です。間食しすぎない、甘いものを取りすぎないなど、むし歯になりにくい生活を意識しましょう。
歯科先進国と比べて
歯科先進国と呼ばれるスウェーデンでは、歯科医院で定期的に診療を受け、歯科疾患を予防することが一般的です。そのため国民の中でも、80歳の約7割の方が20本以上の歯が残っています。予防に取り組んでいる人がまだ少ない日本に比べると、この残存歯数の差は歴然です。今からでもしっかり予防処置を行い、生涯にわたってご自身の歯で食事を楽しみましょう。
定期健診について
定期的に健診を受けて
口腔内をメンテナンスしましょう
ご自宅で歯みがきや補助清掃用具などセルフケアを行っていても、むし歯や歯周病になることはあります。自覚症状がない場合は気づきにくいため、定期的に歯科医院で健診を受けることが望ましいとされています。セルフケアに加えて歯科医院でもメンテナンスして、いつまでも健康な口腔内を維持しましょう。